ファシリテータ派遣



多様性教育を推進していくために、ODENは『多様性教育学習ガイドブック』を提供するためのワークショップを主催しているほかに、学校や自治体などが主催する人権学習にファシリテータの派遣事業を行っています。

派遣事業には、「多様性教育入門セミナー」「派遣型 多様性教育ガイドセミナー」があります。そのうち「派遣型 多様性教育ガイドセミナー」 は、さらに開催される団体によってセミナーの経費などが異なります。

◉多様性教育入門セミナー

多様性教育をはじめて学ぶ方がおもな対象です。

多様性教育の考え方や手法に触れていただき、多様性教育の特徴を体験的に知っていただくことを目的としています。講義だけではなく、アクティビティも短く体験していただくことになります。多様性教育を共に学ぶ第一歩として、ぜひご活用ください。

費用とプログラム

★費 用:3万円(3時間)

 

入門セミナーのプログラム例》

・歓迎と紹介 

・この場のルールつくり
・アイデンティティのおでん鍋      

・役割の定義 

・立ち向かう戦略

・ふりかえり



◉派遣型 多様性教育ガイドセミナー

『多様性教育学習ガイドブック』(全430頁)を入手し、それを使う資格を得るためのセミナーです。主催する団体によって、「学校主催 多様性教育ガイドセミナー」と「団体主催 多様性教育ガイドセミナー」の2種類のガイドセミナーを用意しています。

 

◎学校主催 多様性教育ガイドセミナー【学校単位開催割引あり】

多様性教育を広げるためには、一人の教員が取り組むだけではなく、ひとつの学校が全体として多様性教育のプログラムを組み込んで教育課程を編成することが望まれます。そこで、ODENでは、学校単位でガイドセミナーを主催していただくときには、開催しやすいよう、「学校単位開催割引」制度を設けることとしました。


学校単位で開催することにより、学校全体で多様性教育を学び、学習ガイドを持つことで多様性教育に全校でとりくむことができます。また、個人でガイドセミナーに参加されるより大変お得にセミナーを受けられます。 

 

費用とプログラム

★費 用:学校単位開催割引
2日間で開催する場合
6万円+『多様性教育学習ガイドブック』代1人3,600円 

*模擬授業などを各校で後日改めて行えるなど、協議の上で条件が整うなら1日間で行うこともできます。


1日間で開催する場合
3万円+『多様性教育学習ガイドブック』代1人3,600円となります。

 

※ただし開催校の教員のうち7割以上、もしくは20名以上の参加と『多様性教育学習ガイドブック』全員購入が必須の条件となります。

※「学校単位開催割引」制度を用いる場合には、他校からの参加は原則として認められません。

 

《2日間(6時間×2日間)のプログラム例 》

1日目 9:30~17:00

  • 歓迎と紹介
  • この場のルールつくり
  • アイデンティティのおでん鍋①
  • アイデンティティのおでん鍋②
  • (昼食)
  • 2章 文化:文化と学校
  • 3章 差別:誤った情報とうわさ
  • 「多様性教育学習ガイド」配布と説明
  • 授業案作成の説明 (学年グループでの打ち合わせ)

2日目 9:30~17:00
 (発表の間に昼休憩をはさむ)

  • 1日目のふりかえり
  • 4章 役割の定義
  • 変革のためのとりくみ
  • 授業案作成・プレゼン準備
  • (昼食)
  • 授業案発表+意見交流
  • 2日間のふりかえり
  • おしまいのアクティビティー 

《1日間(6時間)のプログラム例》

9:30~17:00

  • 歓迎と紹介
  • この場のルールつくり
  • アイデンティティのおでん鍋①
  • アイデンティティのおでん鍋②
  • (昼食)
  • 2章 文化:文化と学校
  • 3章 差別:誤った情報とうわさ
  • 4章 差別に立ち向かう:役割の定義
  • 変革のためのとりくみ
  • 「多様性教育学習ガイド」配布と説明
  • ふりかえり
  • おしまいのアクティビティー

◎さまざまな団体の主催による 多様性教育ガイドセミナー

学校以外の単位で多様性教育ガイドセミナーを行うことも可能です。

市町村などの自治体教育委員会、人権教育研究(協議)会、教職員組合の単組など、多様性教育を推進したい組織の単位でガイドセミナーを主催いただく方法です。

学校単位ほどの割引制度はありませんが、ODEN主催のガイドセミナーに個人で参加されるより割安でセミナーを受けられます。

学校単位と異なり、必ず2日間が必要です。

費用とプログラム

★費 用:2日間で12万円+『多様性教育学習ガイドブック』代1人3,600円


《2日間(6時間×2日間)のプログラム例》

1日目 9:30~17:00

  • 歓迎と紹介
  • この場のルールつくり
  • アイデンティティのおでん鍋①
  • アイデンティティのおでん鍋②
  • (昼食)
  • 2章 文化:文化と学校
  • 3章 差別:誤った情報とうわさ
  • 「多様性教育学習ガイド」配布と説明
  • 授業案作成の説明
    (学年グループでの打ち合わせ)

 

 

2日目 9:30~17:00

(発表の間に昼休憩をはさむ)

  • 1日目のふりかえり
  • 4章 差別に立ち向かう:役割の定義
  • 変革のためのとりくみ
  • 授業案作成・プレゼン準備
  • (昼食)
  • 授業案発表+意見交流
  • 2日間のふりかえり
  • おしまいのアクティビティー